戦闘機に乗り無限に戦争をし続けるキルドレという子ども達を描いた押井守監督アニメーション映画。このキルドレと呼ばれる子ども達。彼らは年をとらず、大人にならない。死んでも名前を変えて生まれ変わり、また戦争に参加する。死ぬ前の記憶は残らず、ただ戦争のノウハウは蓄積される。そんな彼も人を愛し、自分が何者かを問い、世界と関わる。スカイクロラはそんなキルドレの「日常」を描く。

いやいや、良かった。まず演出的な感想として、静と動のコントラストが素晴らしい。基本的に静かに表現されるキルドレの日常。それは過去も、もしくは未来もないキルドレの精神の様に霧かかった淡々とした印象。そしてたまに爆発的に入るダイナミックなキルドレの戦闘シーン。一人称視点が素敵にカットインしてまるで自分が戦闘に参加してるかのような臨場感。この静と動のバランスがすごく良かった。キルドレの意味的な虚無と戦争の形式的な動が、映画のコンセプトをより強めてた。
そして世界観が素晴らしい。このストーリー内の戦争をする理由やキルドレの存在意義みたいのに、とても共感を覚えました。この映画の中で、平和を生むためにキルドレは戦争をするわけなんだけど、俺も、概して人々の概念は相対的なモノであって、絶対的なモノなどあり得ないと、そう思います。右があるから左があるわけで、正義があるから悪があるわけで、黒があるから白があるわけで…。決してすべて二元論で片付けるというのではないよ。正義とは何か?の答えは多様に満ちているけれども、何が正義かを決めるには悪の定義が必ず必要になってくる。常にカウンターコンセプトや、その定義そのものを差別化する他の定義が必要になる。色に赤しかなかったら、俺達は赤を認識できない。黒や白やみどりを知っているから、俺は赤を認識できる。平和や戦争も、同じ…?平和を認識するために、常に戦争が必要になる。平和の中に生まれ、平和の中で育ち、平和に生きる人は平和の意味を知らない。平和の価値を知らない。平和を生きるリアルを感じない。その「平和」を生みだすため、キルドレは戦争をする。人を殺す。土地を奪うため?資源を奪うため?主義主張を理解させるため?そんな理由じゃない。ただ人々に平和を感じさせるため。だから戦争をする。キルドレが戦争をするおかげで人は、平和を感じる事ができる。キルドレは死んでもまた生まれる。だから誰も傷つかないで平和を分かち合える何とも合理的なシステム。これがスカイクロラの世界観。戦争観。ここがしっ〜かりとした哲学に支えられているので、ど〜っぷりと世界に浸れる。ただ、キャラクターが喋り過ぎて「正解はこちら!」的な表現もチラホラあり…それは残念。せっかく意味深長な世界を構築してんのに、理解されないのをビビッて喋り過ぎると台無しになりまス…。イノセンスが難し過ぎたからかな…押井さん…ちょっと遠慮したのでしょうか…。いつもの「一回観てもわからん!」的な要素は殆どない。だから一般的に、かつ深い示唆的な世界を味わえる。とも評価できる。かな。
そして、音がいい。川井憲次の音楽が大好き。オルゴール的な音とか、ちょっと和を感じさせるトラディショナルな音とか、もう、川井ワールド全開でした。また声優陣も良かった。特に菊地凛子の醸し出す「大人と子どものあいだ」感がたまらなかったです。そういった意味では、「家でDVD」より「音響の良い素敵な映画観」で観てもらいたい。
…ああ!なんか思い出してたら!切なくなってきた!
ティチャーーーーー!の存在がでかい!でかすぎる!
意味がありすぎる!良い!
わーーー興奮してきた!英語に注目だ!
あぁ!これ以上はネタバレだぜ!
失礼!
…てか文章のタッチが定まらねぇブログだな。
スカイクロラ

いやいや、良かった。まず演出的な感想として、静と動のコントラストが素晴らしい。基本的に静かに表現されるキルドレの日常。それは過去も、もしくは未来もないキルドレの精神の様に霧かかった淡々とした印象。そしてたまに爆発的に入るダイナミックなキルドレの戦闘シーン。一人称視点が素敵にカットインしてまるで自分が戦闘に参加してるかのような臨場感。この静と動のバランスがすごく良かった。キルドレの意味的な虚無と戦争の形式的な動が、映画のコンセプトをより強めてた。
そして世界観が素晴らしい。このストーリー内の戦争をする理由やキルドレの存在意義みたいのに、とても共感を覚えました。この映画の中で、平和を生むためにキルドレは戦争をするわけなんだけど、俺も、概して人々の概念は相対的なモノであって、絶対的なモノなどあり得ないと、そう思います。右があるから左があるわけで、正義があるから悪があるわけで、黒があるから白があるわけで…。決してすべて二元論で片付けるというのではないよ。正義とは何か?の答えは多様に満ちているけれども、何が正義かを決めるには悪の定義が必ず必要になってくる。常にカウンターコンセプトや、その定義そのものを差別化する他の定義が必要になる。色に赤しかなかったら、俺達は赤を認識できない。黒や白やみどりを知っているから、俺は赤を認識できる。平和や戦争も、同じ…?平和を認識するために、常に戦争が必要になる。平和の中に生まれ、平和の中で育ち、平和に生きる人は平和の意味を知らない。平和の価値を知らない。平和を生きるリアルを感じない。その「平和」を生みだすため、キルドレは戦争をする。人を殺す。土地を奪うため?資源を奪うため?主義主張を理解させるため?そんな理由じゃない。ただ人々に平和を感じさせるため。だから戦争をする。キルドレが戦争をするおかげで人は、平和を感じる事ができる。キルドレは死んでもまた生まれる。だから誰も傷つかないで平和を分かち合える何とも合理的なシステム。これがスカイクロラの世界観。戦争観。ここがしっ〜かりとした哲学に支えられているので、ど〜っぷりと世界に浸れる。ただ、キャラクターが喋り過ぎて「正解はこちら!」的な表現もチラホラあり…それは残念。せっかく意味深長な世界を構築してんのに、理解されないのをビビッて喋り過ぎると台無しになりまス…。イノセンスが難し過ぎたからかな…押井さん…ちょっと遠慮したのでしょうか…。いつもの「一回観てもわからん!」的な要素は殆どない。だから一般的に、かつ深い示唆的な世界を味わえる。とも評価できる。かな。
そして、音がいい。川井憲次の音楽が大好き。オルゴール的な音とか、ちょっと和を感じさせるトラディショナルな音とか、もう、川井ワールド全開でした。また声優陣も良かった。特に菊地凛子の醸し出す「大人と子どものあいだ」感がたまらなかったです。そういった意味では、「家でDVD」より「音響の良い素敵な映画観」で観てもらいたい。
…ああ!なんか思い出してたら!切なくなってきた!
ティチャーーーーー!の存在がでかい!でかすぎる!
意味がありすぎる!良い!
わーーー興奮してきた!英語に注目だ!
あぁ!これ以上はネタバレだぜ!
失礼!
…てか文章のタッチが定まらねぇブログだな。
スカイクロラ

スカイクロラそんなにいいのかー。
観ようかな。
でも、これ押井さんがすごいクローズアップされてるけど、森博嗣の原作がそうとうすごいから成り立ってるんだよねー。
この世界観を作り上げたのは森博嗣なのに、押井さんばっかり取り上げられて、原作ファンとしてはちょっと複雑。
とりあえず、そんなに気に入ったなら原作も読むといいよ!
森博嗣の小説はめちゃくちゃ面白いよ。