しいてゆう

言葉にできない?んな事知ってる。

アカデミー賞(笑) : キャスリン・ビグロー「ハートロッカー」


いつもは自分が「好きだ!」と思ったものを

衝動的に書いてるんですが、今日は逆です。

最高につまらないものに出会いました。

キャスリン・ビグロー監督「ハートロッカー」

イラク、バグダッドに派遣された爆弾処理兵の話です。

政治性や精神性が無い、なんとも退屈な映画でした。



ハートロッカー




いつ爆発すんだ?いつ弾が飛んでくんだ?

というちょっとした緊張感があるだけ。

爆弾を処理する人目線で話は進むんだけど、

爆弾を仕掛けた側の物語がまるで見えない。

もうただ単純にセリフすらない。



それはそれで結構なんだが、かと言って

処理する側の人が大きなシステムに主体化されていく…

そしてその葛藤、みたいな感じでもない。



描かれるのは、「他」の世界で非日常的な事を

させられる事に対する中毒性とかその程度。

多分ここを一番強調したいんだろうけど

その描き方も説明的で残念な限り。



戦争という「国家」が用意した舞台の中で

爆弾を処理する事を楽しみにしてしまう「個人」。

まぁ、わかる。

まぁ、わかるんだけれど。



場所:バグダッド 相手:イスラムという

非常にデリケートな題材をとっているが、その理由が全くない。

アブノーマルな中毒性みたいの描きたいなら

場所:墓地 相手:ゾンビ とかでやればいい。

主人公は家族を残して派遣された爆弾処理兵でなく

ゴーストバスターとかにして。

全く問題なく同じ内容のものが作れる。

ゾンビは喋らないし丁度いい。

戦争って文脈がまるで活きてないんだよ。



アメリカのプロパガンダ映画だとか批評を聞いた事あるが

そんなチカラは到底ない。

そんなスケールの話ではない。

ほんとに、見て後悔した。
杉山剛rock_hopper1985コメント(0)トラックバック(0)   この記事をクリップ!
カテゴリ: 映画 

市川春子「虫と歌」

市川春子さんの「虫と歌」を読んだ。

彼女の作品は初めて読んだ。



市川春子




彼女の作品を読み進めれば読み進めるたび

他の作家の事を思い出した。

ミニマムな背景と印象的なベタと余白は

「逆光の頃」あたりのタナカカツキ。

シニカルな言い回しやテンポの良い笑いを含んだセリフは

よしもとよしとも。

コマの演出は高野文子。

色んな作家を思い出した。



これが不思議と気持ちのいいものだった。

影響受けてるなぁ。

勉強しているなぁ。

そういう風には思わなかった。

はは、好きなのかな?

そう思った。

その誰かっぽいと感じた演出も

総合的に彼女の世界にしっかり馴染んでいて

「引用している」という感じではなかったから。



「その作品」でなく、絵柄でなく、ストーリ―でなく

作者に惹かれる、という感覚はとても気持ちがいい。



ストーリーに関して言えば

冷静に観れば、似た様な構成のものが多い。

この本は4つの短編が収録されているが

自分の生活に入り込んだ「人のカタチをした何か」を育てる

という物語が3つを占める。



だけど、同じ展開、という気はしない。

表現したい事が同じでもバリエーション持たせて凄い

とかそういうのでもない。

ただ

市川さんにとって、何かあるんだろうな。

そのストーリー展開は、何かあるんだろうな。

そう思った。

それだけだった。



ストーリーに振り回されず

技法に振り回されず

しっかりとそこに「市川春子」という人がいて

漫画を描いている。

そういう感じの短編集だった。



なんともない日常にほんの少しのファンタジー。

そんな話が好きなんだって気付く。

すこしくすぐったいが、どうにも好きらしい。



流れ星がタンスのネジあてになってるなんて

そんなもんドキドキするでしょうが。


杉山剛rock_hopper1985コメント(0)トラックバック(0)   この記事をクリップ!
カテゴリ: 漫画 

ツイッター始めました

一年程前にアカウントだけとって

なんだかわからず放置していたツイッターを再開してみました!

まぁ、毒にも薬にもならない事をブツブツ言ってるだけですが

ブログよりラフにやれるので楽しいですねー。



このブログを読んでいただいている皆さま

良かったら是非フォローしてください。

そして、フォローさせてください…切実に…



輪の広げ方が…よく…わからんのです…



http://twitter.com/go1985

ID: go1985



左下の方にブログパーツも設置してみました。

よろしくお願いします!
杉山剛rock_hopper1985コメント(0)トラックバック(0)   この記事をクリップ!